野球とパワプロが大好きな皆さん、こんにちは。
この記事では、パワプロきっかけで野球が好きになった人も、野球きっかけでパワプロが好きになった人も楽しめるおすすめ野球マンガを紹介します。(電子コミックですぐに読み始められるマンガを集めました。)
パワプロアプリでサクセスの舞台になったり、イベントキャラとして登場したりしたマンガもあって、キャラクターに親近感が湧く方も多いと思います。
MIX(ミックス)
作者 | あだち充 |
巻数 | 16巻(連載中) |
連載開始 | 2012年 |
読みやすさ | ★★★★★ |
マニアック度 | ★★★☆☆ |
『タッチ』『H2』『クロスゲーム』など、青春野球マンガを多数ヒットさせたあだち充先生の最新作。
舞台は『タッチ』から約30年後の明青学園で、同い年の義兄弟である立花投馬・走一郎らが、上杉達也以来の甲子園出場を目指す物語。タッチの上杉達也や浅倉南も出てくるかも?
ちなみにパワプロアプリに登場した立花走一郎はこんな能力です。(強い)
ROOKIES(ルーキーズ)
作者 | 森田まさのり |
巻数 | 全24巻 |
連載開始 | 1998年~2003年 |
読みやすさ | ★★★★★ |
マニアック度 | ★★☆☆☆ |
映画やドラマにもなり大ヒットした作品です。
かつて甲子園出場を果たしたことのある二子玉川学園高校(通称ニコガク)野球部は、部員の起こした不祥事をきっかけに不良のたまり場になっていた。
そこに赴任してきた熱血新任教師川藤幸一が不良たちとともに甲子園を目指す物語。
泣けるシーン、あります。
ダイヤのエース
作者 | 寺嶋裕二 |
巻数 | 全47巻(続編20巻) |
連載開始 | 2006年 |
読みやすさ | ★★★★☆ |
マニアック度 | ★★★★☆ |
主人公の沢村栄純が野球の名門校青道高校で甲子園出場を目指し、エースピッチャーとして成長していく王道野球マンガ。
野球経験者だけでなくスポーツ経験者なら共感できるシーンが盛りだくさん。
パワプロアプリでサクセスの舞台にもなっており、イベントキャラにも個性的な登場人物が多数出てきます。
主人公沢村栄純のパワプロ能力はこんな感じです。
逆境ナイン
作者 | 島本和彦 |
巻数 | 全6巻 |
連載開始 | 1989年~1991年 |
読みやすさ | ★★★★☆ |
マニアック度 | ★★★★☆ |
スポ根とギャグの要素を含む野球漫画で、作者の島本和彦先生は本作品を「ギャグマンガ」と位置付けています。
主人公不屈闘志ら全力学園野球部に非現実的な「逆境」が次々と襲い掛かり、それを不屈らがその名通りの不屈の闘志で乗り越えていくという物語。
こちらもパワプロアプリでサクセスの舞台になっており、イベントキャラにも登場します。
主人公不屈闘志のパワプロ能力はこんな感じで、オリジナルの男球というストレートがめちゃ打ちにくいです。
MAJOR(メジャー)
作者 | 満田拓也 |
巻数 | 全78巻(続編18巻) |
連載開始 | 1994年 |
読みやすさ | ★★★★☆ |
マニアック度 | ★★★★☆ |
主人公茂野吾郎の野球人生を幼稚園→リトルリーグ→中学野球→高校野球→メジャーリーグ→日本プロ野球と長きにわたって描いた長編野球マンガで読み応え抜群です。
「ジャイロボール」という存在が野球少年たちに広く知られるようになったのはこのマンガの影響が大きかったのではないでしょうか。
茂野吾郎が通った海堂学園高校はパワプロアプリでサクセスの舞台になっており、個性的な登場人物はイベントキャラとしても登場します。
主人公茂野吾郎のパワプロ能力はこんな感じです。この能力を見るだけでどんなキャラクターか伝わってきますね。
おおきく振りかぶって
作者 | ひぐちアサ |
巻数 | 32巻(連載中) |
連載開始 | 2003年 |
読みやすさ | ★★★★★ |
マニアック度 | ★★★★☆ |
スポ根要素がまったくない、「野球漫画に革命をもたらした」「描き尽くされたと思われていた野球漫画に新風を吹き込んだ」と評されるマンガです。
主人公である三橋廉は弱気で卑屈、自虐的な暗い性格。
進学した高校は創部1年で1年生しかいない状態で、これまた珍しい女性監督の元でエースとして甲子園を目指すことになります。
野球理論やスポーツ医学など、マニアックな野球要素がふんだんに盛り込まれているのも特色で、一打席一打席の心理描写が細かく丁寧に描かれています。
ONE OUTS(ワンナウツ)
作者 | 甲斐谷忍 |
巻数 | 全20巻 |
連載開始 | 1998年~2006年 |
読みやすさ | ★★★☆☆ |
マニアック度 | ★★★★★ |
作者はドラマ化されて話題を呼んだ『LIAR GAME』で知られる甲斐谷忍先生で、これまた普通の野球マンガとは一線を画すマニアックな心理戦や、ルールの盲点を突いた戦術など、実力以上に頭脳に焦点を当てた作品です。
主人公は渡久地東亜という賭け野球の天才勝負師出身で、ひょんなことから報酬が1アウトごとに増額、1点取られるごとに減額という「ワンナウツ契約」でプロ野球入りすることになる。
「主人公のピッチャーが豪速球を投げない」「努力と根性が必ずしも勝利に結びつくとは限らない」そして「主人公が悪党である」、そんな野球マンガ、興味ありませんか?
クロカン
作者 | 三田紀房 |
巻数 | 全27巻 |
連載開始 | 1996年~2002年 |
読みやすさ | ★★★☆☆ |
マニアック度 | ★★★★★ |
『砂の栄冠』の作者でもある三田紀房先生の作品で、当時としてはかなり珍しい「高校野球の監督」を主人公にしたマンガ。
粗暴な言動、バクチ采配が問題視され、後援者と衝突して強豪校の野球部を去った主人公のクロカンこと黒木竜次は、万年コールド負けで周囲から馬鹿にされている鷲ノ森高校の野球部員から指導を依頼される。
黒木は「教えて欲しいなら金を払え」と、指導ごとに少額でもお金を空き缶に入れさせることから始める。
指導方法もさることながら、ベンチ間での腹の探り合いや采配の応酬など心理戦も読み応えがあります。
Kindle Unlimitedに登録すると全巻無料で読めます。(2024年4月現在)
2ヶ月199円のキャンペーンもやっていますが、30日間の無料体験期間があり、その間に読み終えて退会すれば料金はかかりません。
ペナントレース やまだたいちの奇蹟
作者 | こせきこうじ |
巻数 | 全14巻 |
連載開始 | 1991年~1994年 |
読みやすさ | ★★★★★ |
マニアック度 | ★★★☆☆ |
野球が大好きだがド下手な主人公山田太一(やまだたいち)が、少年時代から憧れていたセ・リーグのお荷物球団アストロズにテストを受けて強引に入団(契約金は10万円)するところから始まる。
野球センスは皆無と思われていたが、驚異的な動体視力と反射神経を武器にアストロズ入団後に頭角を現していきます。
古田敦也や荒木大輔といった当時のプロ野球選手が実名で登場するのも見どころの一つ。
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グラゼニ
作者 | 森高夕次 |
巻数 | 全17巻 |
連載開始 | 2010年~2014年 |
読みやすさ | ★★★★☆ |
マニアック度 | ★★★★★ |
「グラウンドには銭が埋まっている」略して「グラゼニ」。
タイトルの通り「カネ」をテーマにしたプロ野球マンガで、野球よりも金勘定の描写の方が多いのが特徴的。
主人公の凡田 夏之介(ぼんだ なつのすけ)は、一流とは言えないが左のサイドスローという希少性を活かして一軍にとどまっている選手。
業界関係者の評判も良く、愛読者である元東京ヤクルトスワローズの中継ぎ投手・押本健彦は「漫画によくある夢物語ではなく、現実に近いので僕らも(作品に)入りやすい」とコメントしている。
いかがでしたでしょうか。
この機会に読んだことのない野球マンガをぜひ読んでみてください。